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[SONI] MIDNIGHT DRIVE BLOG ep.69

行動が巡り返ってくるという不思議な感覚

 

最近、よく不思議な現象を感じる。
「行動の回帰」と呼べるような感覚だ。
特に、居心地の悪い出来事やあまり良くない状況、そして人間関係の中で、
自分が誰かに向けた態度や振る舞いが、形を変えながらそっくりそのまま返ってくる。

 

もちろん、良い出来事にも同じことが起きる。

 

少し前、友人たちと飲んでいた時の話だ。
友人が店にある共有充電器でスマホを充電していて、
自分も電源が少なくなっていたので「あとで頼もう」と思っていた。
しばらくして、ようやく友人に「そろそろ自分も充電したい」と伝えたが、
思ったより充電が進んでいないことに気づき、
「もう少し使ってから教えて」と言った。
ところが友人は「大丈夫、大丈夫。先に使いなよ」と譲ってくれた。

 

その直後、店員さんが友人に声をかけた。
「この充電器、あまり調子が良くないんです」
そう言いながら、自分の持っていたワイヤレス充電器を
友人に差し出してくれた。

 

大した話ではない、と言われればそれまでだ。
しかしこういう“妙に整った返り方”をする出来事が、驚くほど多い。

 

誰かを茶化すように言った言葉が、別の誰かを通してそっくり返ってきたり。
同じものを2つ持っていて1つを友人にあげた後、
自分の分を失くした瞬間に、まるで帳尻を合わせるように
別ルートから同じ物が入ってきたり。

 

もちろん偶然だと言われればそうかもしれない。
けれど、偶然にしては“計算されている”と感じるほど正確に返ってくる。
時には少し怖いくらいで、時にはこの世界をうまく生きるための
ヒントのようにも思える。

 

生きていると「なぜ自分にこんなことが起きるんだろう」と
疑問を抱く瞬間が何度もある。
けれど、結局は自分が世界に差し出した行動パターンの
“答え”を受け取っているだけなのだということを、
つい忘れてしまう。

 

もちろん、今のこの考え方だっていつか変わるかもしれない。
それでも、今はこの視点で生きてみたいと思う。

 

すべては運だ。
しかし、その“運”は自分自身がつくり出している。
そのことを忘れずにいたい。

 

誰かに不快なことをされた時、
文句を言う前に「自分も同じ過ちをしていなかったか」と振り返ってみる。
良いことが起きた時、
「自分も誰かに気持ちのいい何かを渡していたのだろうか」と考えてみる。

 

利他という行為は、もしかしたら
利己のもうひとつの顔なのかもしれない。

 

そして気づく。
今日の自分は、これまで自分が蒔いてきた種の“実り”そのものだと。